旅先で出会った、忘れえぬ人たち
‐その2‐ ‐その3‐

バイクに乗ってて出会った

・ 優しかった人
・ カッコよかった人
・ 恐かった人
・ イタすぎるヤツ

について話しませんか?
ついでにもしかしたらその人にまた出会えるかも。



6: 774RR 02/06/15 06:38 ID:Gc1WKIL0
去年の夏コンビニの駐車場でばてていた俺に
「大丈夫ですか?」と言ってポットのお茶?をくれた女の子がいた
疲労回復に良いと言っていたが、変な味だった
でも、嬉しかったよ



12: 774TZR 02/06/15 07:32 ID:VnEnzNYV
みんなのいい話を聞いて、自分も書いてみたくなった。
つまんなかったらごめんなさい。


大学の留年がケテーイした春休み、無性にどこか遠くへツーリングに行きたくなって、
テント寝袋を積んででかけることに。
行き先は決めてなかった。時間はたっぷりあったし、予定のあるツーリングという気分でもなかったので。
行けるとこまで何日か走って、そこで1日滞在して帰って来れればそれで良しくらいの気分で出かけた。
そのまま西へ走り出したのだが、宿泊は公園とかに張ったテントでの野宿。

留年したことを見知らぬ人に愚痴って同情を買うのが嫌だったから。
あと、これからのことを一人で考えて、なんでもいいから自分なりの結論を出したかった。

そうして3日かけて、潮ノ岬に到着。そこにキャンプ道具を下ろしてテントに突っ込み、
普段の格好で1日バイクを楽しむことにした。で、朝起きたら金が尽きてたと。(藁

仕方なく小さな郵便局の前にバイクを止めて、開店を待つことにした。
海沿いの小さな集落なので、歩いてる人はほとんどいなかった。
車が大きな町に向かって走っていくだけ。
今日はどこまで行くかな~などとボケていると、
近くに住んでいるおばあさんが、「朝ご飯は食べたかね?」と声をかけてくれた。
喜んでご馳走になり、午前中はそのお宅でマターリしてしまった。

このおばあさん、よくこうやって旅してる人に声をかけてるんだそうな。
困ってる人(俺はそう見えたらしい)を助けるのがうれしいし、
また出会いでもある、そんなことを言っていた。
おれはもっと話をして、ほんとは愚痴を聞いて欲しかったのだが、
そういう自分をおばあさんに見せるのが嫌だったので、
引き止めてくれるのはうれしかったけど、出発することにした。

一人暮しのおばあさん、訪ねてくる人もめったにいないといっていた。
今はヘタレてる俺だけど、前向きな自分になって一区切りついたら、
またここを訪ねよう。それで朝ご飯のお礼にしよう。そう思ってお別れした。


その後何とか就職した会社の研修がこちらのほうであったので
おばあさんとは2年くらいして再会することができた。
おばあさんは既に老人ホームに移っていたが、そこを訪ね、あのときのお礼を言うと、
なんか照れくさそうにそっぽを向かれてしまった。

1時間ほどとりとめのない話をしたが、帰り道があるので退出することに。
そのとき、俺が訪ねてきたのが嬉しかったのか、おばあさんが泣き出した。
「ありがとう・・・」って。
ホームの職員の人になだめられているおばあさんを見ながら、
人に泣かれるくらいに喜んでもらえたのって、初めてだ・・・そんなことを考えていた。
もうきっと、そんなに長生きできないのだろうけど、何かいいことがあったら、また知らせにこよう。
そう思いながらの帰り道、少し胸が熱くなった。

13: 774TZR 02/06/15 07:40 ID:VnEnzNYV
じつは、まだつづきがありまして。


さらにその後、また俺は悩みを抱えてツーリングに出た。
それでも、その悩みを解決するために、俺はこうする!っていう覚悟が、まぁ少しはあった。
だから、それを実行に移すんだ。悩みながらもそれくらいのことが言える人間にはなったよ。
そんなことを伝えたくて、またおばあさんを訪ねた。

おばあさんは、もう歩くのがつらいくらいに足が悪くなっていた。
前にあった頃よりもひどく痩せこけていた。
何とか元気付けたくて、そのときの悩みだったケコーンの話をした。
彼女がいて、いろいろ悩んだけどそいつと結婚するんだ。
いっしょにここへ来るからさ、それまでは元気でいてよ、みたいな。
まぁ、それは喜んでもらえた。

だが、ふっと話が途切れたとき、おれはこんなことをポロッと言ってしまった。
「まあ、食べていけるだけのお金があればいいからさ、やりたいことがのんびりとできたらいいよね・・・」
若いやつがよく言う、ありがちなセリフのひとつではあったが、
正直な話、そのころおれは別の仕事を始めてみたいと考えていた。
それはそれまで誰にも話していなかったし、おばあさんに言って心配をかけたくなかった話だった。
結果が出てから伝えればいい、そう思っていた。
その一言を口にしたとき、俺はどんな顔をしていたんだろう。

それを聞いておばあさんは俺にこういった。「やりたいことをやったらええよ。あんたの人生や・・・」
ばれてしまったのか。
隠していたつもりが心の中を見透かされたような恥ずかしさがあった。でも、嫌な気分ではなかった。
もう先の長くないおばあさんが、ほとんど見ず知らずの若い俺にむかって、
こういうことを親身になって言って励ましてくれた・・・俺はそれが嬉しかったよ。

同じせりふを言うのは簡単だと思う。
でも、おばあさんの言葉には、歳を重ねた人間の、表現できない重みがあった。
励ますつもりが励まされてしまった。


その頃の俺と今の俺、状況は変わってないけど、
やりたいことをやるための準備は、少しずつだけど進んでいる。
あのときのおばあさんの一言が、そのきっかけになったと俺は思う。
それが実を結んだら、またバイクであのおばあさんを訪ねたい。
願わくば、まだ生きていて欲しい。マヂにそう思う。



14: 774RR 02/06/15 11:38 ID:1xmPjTIK
遠方に住んでる祖父が死に、祖母が1人になった。
同居や施設行きを頑なに拒んで1人で暮らすという。
祖父が死んでから俺がちょくちょくバイクで訪れるようになった。
行くたびに満面の笑みで迎えてくれて、困るぐらいの土産を渡されるのが常だった。
公房だったので、たまに行けないこともあったが、それでも暇を見つけては通っていた。

死んだ爺様は昔バイクに乗ってたらしく(軍用のナントカ、陸王?って言ってたかな)
年をとった後もカブに乗っていたのだが、祖母はあまりうれしくないようだった。
それでも、数の少ないバスが日に数本の田舎だったので俺がちょくちょく来れるのもバイクのおかげだったからか
気をつけなさいよと言う以外にはさしてガミガミいわれなかった。

大学合格を知らせにバイクで行くととても喜んでくれたこともあった。
その後、帰省した時ぐらいしか会いに行けず、間が空くからか行く度に祖母が段々と小さくなってる気がした。


大学最後の試験期間中に祖母が倒れたことを聞き、最後の科目を済ませるやいなや、バイクを飛ばして 病院に向かった。
危篤というほどではなかったが、最期かもという不安を周りの皆が感じていた。
俺はすぐに田舎に行って祖母が育てていた野菜や果物を持ってきた。
祖母にそれを食べさせるととても喜んでくれた。その後回復の兆候を見せて田舎の家に戻って
数日して息を引き取った。

公房の頃、俺が言ったことに対して、かみ合わないことを言ったり、
満腹で食えないっていうのに、更に料理とかお菓子を出してきたこととか何でもないことばかりを
思い出して泣いた。

バイクは楽しい想い出の方が多いけれど、そのことだけに関しては今でも少しブルーになる。

15: 774RR 02/06/15 12:40 ID:kKLT/j3y
>>14
泣いた。久しぶりに泣いた。
久しぶりにバーちゃんの顔でも見てきたいなぁ

22: グリフォン ◆J9/QZ.zQ 02/06/15 21:20 ID:JN2rLzzm
>>14
>満腹で食えないっていうのに、更に料理とかお菓子を出してきたこととか

つい最近、10年ぶりぐらいで祖父母宅までバイクで帰ってきたんだけど
これってよくあるよね。小さいときはもう食えない、なんでこんなにって思ったけど
いまになってみると精一杯もてなしたい一心だったんだなとおもたよ。

16: 774RR 02/06/15 12:42 ID:FzxHUek2
ばーちゃんネタは俺もダメ。おばあちゃんっ子だったから。

そのおばあちゃんも亡くなって、今は馬鹿馬鹿しくも
醜い遺産争奪戦で弁護士が入っている。別の意味で泣きたい。

17: フィクション 02/06/15 14:03 ID:y3Ai2FJm
うう・・ゴミが目に・・・おなじくばぁちゃんっ子です。。。



23: 774RR 02/06/15 21:49 ID:YNBBeQKk
鹿児島で立ち話してたら帰り際に
いきなり千円くれたおじいちゃん。
せめて旅先から葉書でも出したかったけど
名前すら教えてくれなかった…。
でも、世の中、こんな人もいるんだって
心が温かくなった。ありがとう。



27改: 774RR 02/06/16 13:10 ID:yHO6ay4x
もう10年近く前、
俺は7月下旬に休みを取って鹿児島ツーリングに出かけた。
乗っているバイクはZZ-R1100。パワーも凄いが吐き出す熱量もスゴイ!

色々回って枕崎を出で、知覧に向かう途中、赤信号で止まった。
すると地元のカブにのったおっちゃんが、「何処に行くのか?」と聞いてきた。<ありきたり>
知覧に行くというと、「俺が近道を教えてやる」と先導を申し出てきた。
俺が「悪いから・・・」と断るのも聞かず、先導を始めた。
仕方無くついていく。しかしその信号からは上り坂。カブは精一杯走ってるのだけど、
俺のメーターは40キロも指してない。
当然、ZZ-R1100の冷却ファンはフル回転。
俺は連日、クソ暑い中にバイクに乗っているので、頭はクラクラ、体はほてってる。
俺はサウナ状態。
でもおっちゃんはそんな事なんて知るよしもなく、気持ちよさそうに風を切ってゆく。

15分ほど走って、おっちゃんがバイクを止め、
「この道をまっすぐ行ったら知覧じゃっと。」
「まこち(十分)気を付けっと。」との言葉を頂いた。
そして土が付いたままも芋をくれた。

俺はおっチャンの気持ちは凄く嬉しかったが、カブで先導するのはチョット勘弁してくれ。
と思った。そして、芋はどうすれば良いんだよ。とも思った。

でも、おっちゃんの純朴な優しさを感じたツーリングのヒトコマでした。



29: 774RR 02/06/16 13:55 ID:fXbKZRtN
初めてのツーリングは九州一周。
日向で船を下りて宮崎市街に泊まり、翌日さらに南下していった。
目的地は本州最南端佐多岬。
途中初めてのピースなぞ交わたり、日本一周中のライダーに会ったり、
有頂天になりながら夕方佐多岬入り口についた。

「横浜からきたと?」

バイクのナンバーを見て声をかけてきた40代くらいのおじさんとちょっとヤンキー系の若者の二人組み。

「女の子一人旅?なんで?」

若者はしきりと理由を聞きたがった。
理由といっても、バイク買ったし、仕事もやめたからとしか言いようがない。
彼は、何か失恋とか悲劇的な背景を想像しているようだ。申し訳ないんだが、そんなの全くない。
岬の展望所まで話しながら一緒に歩き、展望所で互いに写真を取り合い、二人は先に駐車場へ。
私はもう少し景色を眺めていることにした。

一人で景色を眺めながら5分くらいしただろうか。
遠くから駆け足と息を切らす音がだんだん近づいてきた。
何事だろう、と展望所入り口を振り返っていると、先ほどの若者が、
ドダダダ!っとものすごい勢いで駆け上がってきた。

「どしたの?忘れ物?」

「いや、ちょっと…」

息を切らしながらしどろもどろ。それには答えず、世間話へ移行。
俺も昔はバイク乗ってたんよ。
ひょっとして旗振ってたりしたんじゃん?
あはは、そうそう。もうせんけどね。
俺、土建屋なんだけど、今度は広島転勤なんよ。向こうの事務所大きくするから言われて
そしたら栄転じゃないですか?
そうかな、わからんけど。
陽が傾いてきた展望台でそんな話をした。
話しながら展望台を一階へと降りてきた。

と、そこに、先ほどあった日本一周ライダーがいた。

「うわ!また会いましたねー!もうとっくに通り過ぎてると思いましたよ」
「海岸線ずっとトレースしてたら遅くなっちゃってさ」

会った途端にどわーと盛り上がった私たちに、若者はきょとんとしていたので
先ほど都井岬で会った方なんですよ。と、そのライダーを紹介した。
ああそう。と若者は気のない返事になった。そして

「じゃ、俺もう行くわ。バイク気をつけてね」

と若者は走って展望台を出て行った。

心配されたんだろうか。勘違いされたんだろうか。

あのものすごい勢いで走ってきた姿が
彼の純な性格をあらわしてるようで微笑ましかった。

もう10年前の小娘の頃のお話。



30: 774RR 02/06/16 16:53 ID:su2oYtk0
3年前かな
青森の浅虫?温泉だったと思う。
海岸沿いの公園で勝手にテント張ってたら女の子二人組に声かけられた。
ナンパされて海まで来たけど、ノリ気じゃなかったらしい。
高校卒業したばかりで、地元のラブホテルで働いているそうな。
そのホテルには全室隠し監視カメラが付いていて、
女のウンコ食べてる男の姿とか見て部屋で大笑いしてるそうな。
でも、一人で泊まりに来た男が自殺を図った時にはさすがに青ざめて、
二人で部屋に入って思いとどまらせたそうな。


今でも性の営みを覗き続けているんかなぁ



43: 774RR 02/06/16 21:38 ID:rmzA6YaR
ツーリングではないが、ま一応旅先の話。

東京へ出張が決まってた当日の朝、爆睡&寝坊・・・。
号令のかかったアメリカ軍のように支度をして、弾丸のように家を飛び出した。

が、間に合わない!!と思い禁じ手のバイク出勤。

駅まで必死にライディング。
夏場とはいえエンジンの温まりきってないCBRの機嫌を取りながら集合時間ギリギリに到着。
で、バイクは鍵を幾重にもしカバーをかけて駐車、メットとグローブはカバンに入れた。
同行する人にちょっと突っ込まれるも、ま無事に出発。
会議用資料と出張先の仕事の手順を踏まえたあと俺は呑気にまた眠る。東京到着。
仕事は滞りなく済んだ後、東京には学生時代住んでいたこともあって許しを得て夕方頃単独行動に。

懐かしいなあと思い出に浸っていると交差点で1台のFZが停車、、した途端立ちゴケ。
しかも足を挟んだみたいだった。誰も駆け寄らないから俺がバイクの傍に行くとライダーはすげー痛がってるようだった。
オイオイ、と思いよくみると女性だった。
バイクを起こしてから、話を聞いたら5時までにOOに荷物を届けないといけないらしいという。
バイク便かタクシーでもと思ったが、間に合いそうもなかった。
半泣きでバイクに乗ろうとするが、足をかなり痛めたらしく無理そうだった。

仕方ないなと思い免許証を見せて俺でよかったら行くよと言い
持ってたメットとグラブを身につけてタンデムでその場所にむかった。
タンデムはいただけなかったが、久しぶりにバイクで走る東京は結構楽しかった。
締切り時間よりも早めに荷物を届けられたので、ホッとしたその子を今度は接骨院へ送っていった。
もうその頃にはその状況を楽しんでいたのかもしれない。

湿布して固定が終了したのでその後彼女を家に送って行った。
実家だったのでその子の家族からかなり感謝されてしまった。
夕飯も招待されたがそれは丁重にお断りをして寄り道をしながらホテルまで帰った。

明くる日、現場先やら本社やらで仕事を済ませてから帰宅。
まあまあ、楽しかったな。と風呂上りにビールを飲んでたら昨日の彼女から電話で
足が治ったら今度そちらにお邪魔してもいいですか?といわれたので、ま社交辞令だと思って気軽にいいですよと言ったら1ヶ月後に本当に来た。しかもバイクで。


で~~その後俺が東京にバイクで行ったりしてたら、なんとなく付き合うようになって
気がつけば結婚しちゃってました。
うち奥さんさあ、メットかぶってるときはアレなんだが、脱いだ顔は結構美人、、キャッ。

46: 774RR 02/06/16 23:09 ID:h1VaqJZX
メットかぶってるときはイイんだが、脱いだ顔は結構・・・・・
ってのが定番だゴルァ!!
 
>>43は下心無く救助したので神様からご褒美だ。

48: 774RR 02/06/16 23:52 ID:aDH7KEv/
前スレの800あたりから、結婚した、ってオチが異常に多いな・・・
みんなマジネタなの?

52: 774RR 02/06/17 00:18 ID:4rPr2tfp
>>48
そうだよな、オレも気になってたんよ、結婚したってなオチが増えてることをさ。

 オレはさ、「彼、彼女は今どうしてるのだろうか」的な一期一会なストーリー
を渇望するのだがね。

53: 774RR 02/06/17 00:28 ID:XoCq6GgP
そう!
切ないやつね。

54: 774RR 02/06/17 00:28 ID:+X+CVG7d
俺も前スレ終盤に 結婚は多いなぁ とオモータ。

前スレは良スレだったのですべてマジネタと信じたいが
中には妄想ネタあるんだろうな・・・

55: 774RR 02/06/17 00:43 ID:uvWRk5Vv
妄想と現実が紙一重で交差するスレはここですか?



66: 774RR 02/06/17 20:21 ID:fvQ04fN0
先月の天気のいい日曜日、「久しぶりに温泉でも行くか」と梅ヶ島温泉へ。
気持ちよく走ってたら後からDUCATIが煽ってきた!
道を譲ろうとスピードを落としたけどピッタリと後に張り付いてくる!

「こうなったらガンバルしかねぇな」と100Km/hで必死で頑張ってたら
「シューン・・・」ってスピードが落ちてきてついには止まった。
颯爽と通り抜けていくDUCATI。

「やっぱりからかいだったのね・・・」としょぼくれながら、バイクを降りて故障箇所を確認。
故障どころかエンジンから立ち上る白煙!
登り道を必死こいて押すこと数百メートル、駐車場にたどりつく。
するとさっきのDUCATIが!

DUCATIの人によると白煙吹き上げてたオイラに何とか異常事態を教えようとしてくれていたらしい。
親切なDUCATIの人はとりあえずの応急処置を手伝ってくれたうえ、
動揺しているオイラにタバコまで分けてくれた。


結局、オーバーヒートしてしまったマジェスティー280は廃車に。
今はZRX1200Rに乗り換えちゃったけど、もう一度あの人に会えるなら改めてお礼が言いたい。
そしてタバコを一緒にすいたい。



75: バラデーロ 02/06/18 21:12 ID:q15RtuK1
奥琵琶湖PWに行ったある日のこと。

たまたま一緒になった916海苔の人と追いかけっこをして遊んでいたが、疲れたので展望台で休憩。
そこへハデな音とともに真っ赤なフェラーリ(しかもオープン)が登場。
乗っているのはめっちゃラフな格好をしたおっちゃん。助手席には女...
っつーか女の子。それも小学生(ご丁寧にチャイルドシートに乗ってた)。
さすがに目立つので、ワラワラと人が集まってきた。

「バイクを並べて写真を取らせてください」という916海苔の人の申し出にもいやな顔ひとつせず、
それどころか写真を撮るためだけにわざわざソフトトップを開けてくれた。
最後はサービスで豪快なフェラーリサウンドとともに展望台の駐車場から退場。

「あのおっさん、絶対『フェラーリ買ってよかったぁ』と思っとるやろなぁ」
というのは916海苔の人の意見だが、これには禿同。
自分があの女の子ぐらいの年の時ってエアコンのない軽トラぐらいしか乗ったことなかったなぁとしみじみ考えた。



79: 774RR 02/06/18 23:53 ID:oHPkwQby
93年夏、北海道ツーリングした時のこと。
二風谷で出会ったライダーと阿寒湖で偶然会う。
数日後、然別湖で3回目の偶然。
その彼から十勝に一週間前オープンしたライダーハウスがあって
良かったから行ってみればと言われた。
行き当たりばったりの旅だったので素直に受け直行。

楽しかった。オーナーとその家族、近所のバイク屋の人柄の良さに驚いた。
何日か連泊して帰る時、見送りしてくれた。
おばさんが、お腹空いたら食べなといなり寿司をくれた。
俺は礼を言うとライダーハウスを後にした。

バイク屋にも挨拶しないとと思い行くと、なんだか
急に涙腺がゆるんできた。
バイク屋のおっちゃんは「北海道は何処にも行かないよ、来年もあるから
また来ればいい」と言ってくれた。
もう話も出来ない状態の俺は帰路へバイクを向けた。

帰りのフェリーは小樽→新潟。
出てくる涙を必死にこらえ途中でいなり寿司を食べた。
またまた涙が…。

結局小樽まで涙が止まらなかった。
フェリー乗り場に着き、目が真っ赤なんだろなとトイレの鏡を覗くと
パンダのような黒い線が。セローでオフメットにゴーグルだったので
ディーゼル車の排気ガスが涙で黒い跡を残したみたい。
慌てて顔を洗った。

それから俺の北海道と言えばそのライダーハウスへ行くことなる。
そこで出会ったライダー繋がりでここにレス入れてる何人かとも
友達になれた。

2ch教えてくれたのも彼らだけど…。w

82: 774RR 02/06/19 04:24 ID:ccUPvWl1
>>79 (・∀・)イイ!

83: 774RR 02/06/19 04:29 ID:i8CnNplT
>>79
>北海道は何処にも行かないよ、来年もあるから
>また来ればいい

(T-T)

98: 774RR 02/06/20 18:10 ID:/79EGgPA
>>79
>北海道は何処にも行かないよ、来年もあるから
>また来ればいい
ジーン!!感動。

しかし体力と気力は時と共に、、、
汚してゴメソ

116: 79 02/06/21 00:02 ID:gd0pOzgc
>>98
正解です。

毎夏、北海道は俺を待っていてくれてる。
しかし、歳取るごとに遠くなってるのは事実。
最近行ったライダーの話聞いて、みんな元気なら
来年にするかぁと思ってしまう始末。

おまけに、あの時日石で貰った旗見たら
「風'92」じゃねーか!体力気力どころか記憶まで…鬱

その後何回かライダーハウスへ行ってるけど
おばさんと姉ちゃんは見送りしてくれなくなった。
俺だけじゃなく他のライダーも。
冷たくなった?
でも、人数多くなったし面倒だろうしと思ってた。
気になっていたので常連のライダーに聴いてみた。

「別れが辛いから見送りしないんだってさ」
それ聞いたらまた涙腺がゆるんだ…



80: 774RR 02/06/19 00:05 ID:uX/NtbXR
某クラブで某所に泊まりツーリングに行った。

だが、その団体は過渡期だったか末期だか知らんがちょっと人間関係の危ういところがあった。
酒が入って気を許すと最初はワイワイやっていたが、その後問題が噴出。
子供レベルの醜い大人のケンカが宴席で行われ、それに男女関係+金銭関係も露呈。
自分はその場を収めようとがんばったが、どうにもこうにも両派譲らず、、、。

なんか段々と貴重な週末潰してこんなコトに首突っ込んでるなんて俺はアホやと思ったら
どうでもよくなってしまってその場を離れて風呂に入って酔いを覚まし、
書置きと宿の人への挨拶をしてふもとの街で宿を求めた。

次の日、ピーカンに晴れた空の下富士山を見に行った。
写るんですを近くの人に頼んで写真を撮ってもらうと、その人から

「オートバイなんだ、怖そうだけど自由な感じで楽しそう」というコメント。

その日の自分にぴったりの言葉をもらってなんだかうれしくなった。


あの日以来気が向いたときに好きなところへ行く 学生時代の自分をもう一度取り戻せた気がする。



84: 774RR 02/06/19 09:06 ID:b3SzAfOi
仕事休みの日なのに目が覚めたから、どうでもいいはなしをひとつ。


もう10年近くも前のこと
当時付き合ってた彼女が「バイク乗ってる人ってかっこいいよね」と言った。
僕はそれを真に受けて、内緒で免許を取った。
そして下校途中の彼女にライダー姿を見せたら、「そういうんじゃないんだよね。」の一言。
彼女は当時流行っていたスティードとかを連想していたらしい、
が、僕は知り合いから譲ってもらったSRだった、、、。
それがきっかけだったのか定かではないけれど、なんとなく溝ができてしまって彼女とは自然消滅してしまった。
ベッドであお向けになって、天井のシミを眺めながら
お金と時間をかけた挙句にこのザマはなんて間抜けなんだろうと悲しくなったことはかなり覚えてる。

その後バイクを譲ってくれた知人からツーリングのお誘いが来た。
気分転換にいいかなと、同行した。憂鬱な気分も次第に晴れてきてなんとなくバイクを好きになり始めてた。
キャンプ場到着。とはいっても簡易バンガローみたいな宿があったので自炊するだけのものだったが。
他にも友達同士や家族連れの人たちとも知り合いになって一緒に食事をしたりして林間学校のようだった。

途中火照った体を冷ましに川のほうへと来ると、一人の女の子がいた。泣いていた。
彼女も失恋したばかりだという。僕もそうだよと言ってなんとなくとりとめのない話をしてた。
遠くの方で彼女を呼ぶ声がした時、まだ話足りないのになと思ってたら不意に彼女が
「隠れようか。」と言って二人で隠れた。
真っ暗闇に息をひそめてると鼓動がどんどん大きくなっていく気がした。
キスをしてみた。
で、そのあともこれからいい相手が見つかるといいねなんて話をして夜を終えた。

次の日、もう彼女は出発した後だった。僕も帰路へ。

その後友達同士で遊んだり、成り行きまかせの経験をしたりとかもあった。
何人か心から好きだと思える人とも出会い、付き合ったりもしたけれど、
ただキスだけをした彼女とのあの暗闇での体験以上のドキドキした気持ちは未だに味わえないでいる。
これからも多分あんな感覚は体験できないだろうなと思う。

それと、SRには今も乗っている。これも可能な限り乗りつづけていくと思う。



ちょっと美化しすぎかな?後半もイマイチまとまらなかった。
でも、事実はこれ以上でもこれ以下でもないから仕方ないですね。

85: 774RR 02/06/19 09:59 ID:BRNrKjDG
(TーT)良スレ。あげぃ!



90: 774RR 02/06/19 22:42 ID:rcGGY/bW
よーし、パパ、今日も傑作書いちゃうぞ~。


今のカミさんに出会う前のこと、
おいらはあこがれていた東京での1人暮らしを始めた。
大学が始まるまで2週間ほど、回りは誰も知らない人ばかり。
持ってきたゲーム機とバイクだけが友達というシチュエーションだった。
よし、とばかりに一念発起し東京ぐるぐるツーリングを決行した。
昼間をさけて夜間に主要道路や駅までの道をウロウロ。

そんな折、1人の少女Aと出会った。コンビニで休憩していると声をかけられたのがきっかけだった。

「どっか連れてって」

頭おかしい子だと思ったが、可愛かったし免疫のない俺は2つ返事でタンデム。
が、単に足代わりとして使われただけだった。(オイオイ

けれどそれがきっかけでよく遊ぶようになった。
特定の彼氏はいないみたいだったから付き合おうよと言ったら断られた。けど体の関係は持った。
東京はこういうドライな人が多いのかな?と間違った認識をしてしまった。
その後サークルに入り、他大の女の子Bと付き合うようになった。
Aとはその後もたまに会ったりはしてたけど、疎遠になっていった。

2年後、一枚の絵葉書が届いた。海外からでAがバイクでアメリカ横断をしてる写真だった。
なんとなく懐かしくて、東京に来た頃の感覚が蘇ってきて切なくなった。

その後大学を卒業してサラリーマンになった。
バイクにはずーっと乗りつづけていた。Aとの出会いみたいなものはもうナイだろうなと
思っていた頃にもう一度バイクにからんだ出会いがあった。

それが今のカミさん。その話はまた次の機会ということで。



110: 774RR 02/06/20 19:58 ID:l4Tzls+X
大して面白くないだろうけど…


私がバイクに乗り出したのは15年も前…
その頃はまだ単車は市民権を完全には得てなくて、女性ライダーも増えつつあるという状況だった。
そのせいか、ライダーって言うのは結構、何気に結束が固かったりしたもんだった。(今でもなのかな?)
乗り始めた時から「人に迷惑かけるのはいやだな…」とソロで走っていたせいか、
結局一人で走るのが習慣になっていた。

まだ、あまり上手くなかったある時。
いつものコースでいつもの味噌田楽の峠の茶屋で田楽食べてると、GSX-R750(当時憧れの的だった)に乗ったおっさんがいた。
その時はそのまま、私はいつもの道を走りだた。
まだまだ下りのワインディングが苦手な時でよたよたと走っていると、先程のGSX-Rが後ろに来ていた。
バイクを脇に寄せて先へ行ってもらうと、GSX-Rは飛ばすでもなく先を走る。
しばらくすると、道にある危険物(石ころとか砂とか)を指差して教えてくれたり、ゆっくり走ってコース取りを教えてくれた。
ワインディングを走り終えて、一般道に出た後、停まって話をしてからその日は一緒に走った。

その人とは、その後約2年ほど一緒に走りました。
その人はずっと年上だったんで、ガス代、飯代、果ては土産代まで出してくれた。
よくワインディングで競争しあったなァ~。
わざと大型が辛くなる細い1斜線しかないブラインドカーブに誘い込んで、ブロックしたり…。
本当に楽しい時間だった…。

今はもう、その人と同じ年齢になってしまった自分が、何だか不思議です。



118: 774RR 02/06/21 07:13 ID:5/t9fo89
テスト開けで気分よくマタ~リワインディング中に事故。
ちょっぴり大怪我。両親、兄弟慌てて駆け付ける。
ちょっぴり怒られて結構心配させた。
そこまでは普通のよくある?風景。

ところが、輸血等とかで精密検査をしたことから実子ではないことが判明
体が冷たくなっていくと同時に汗が全身から吹き出てきた。
産まれた病院で取り違いがあったらしい。
最初は隠すつもりだったみたいだけど、様子がおかしいので激しく問い詰めた
感情が心が不安定だったためか母親が口を滑らせたことから発覚した。
その日以来家族とは少しぎこちなくなってしまった。
退院してからすぐに勉強に打ち込みはじめた。あんなに好きだったバイクも友人に売ってしまった。
そして遠方の国立大学に合格して家を離れた。

勉強とバイトに明け暮れて新しいバイクを買ってから
学校の無い日を使って実の両親を探しに行った。そして意外とすぐに諸条件から見つけることができた。
一応確証がないのでそこの家へとお邪魔した。
女性が独りで暮らしていただけだった。子供は小さい頃に病気で、御主人もつい先日亡くなったばかりだった。
その女性から髪や血液などを戴いて検査を依頼し結果をもらった。
やはりこの人が母であった。
その日から度々その家へとお邪魔するようになった。
学年が変わったことを受けて通う校舎も変わりそれが母の家から近かったため
下宿?同居をさせてもらうようになった。育ての両親には内緒にして。

それから少しずつ明るくなれたのかもしれない。
わだかまりのあった育ての両親や兄弟とも少しずつは歩み寄れるようにもなったし、
学内のバイク有志とツーリングクラブにも行くようになった。
昔からの友人には以前は暗かったけど最近また明るくなったねと言われた。
そしてそのまま就職して結婚を考えられる女性と出会った。
そしてそれを機に育ての両親にも事情を説明し、結婚式には母にも知人という形で出席してもらった。

その後母とは養子縁組をして、育ての親からの相続放棄を自分から申し出た。
育ての両親は最初反対したが最期にはわかってくれた。
今では関係も概ね良好で年始やお盆には気軽に訪れられるようになった。

あのバイク事故がなかったらと思うことは以前ではいくらでも考えたけれど
ここ最近ではそれでも真実を知り得たことは良かったなとも思えるようになった。

119: 774RR 02/06/21 08:07 ID:H0CMfvEa
>>118
ある意味、すごく重い話だな。また違った驚きと感動だ!



127: 774RR 02/06/21 17:59 ID:cE+TuJ9u
スクタのジーチャンで思い出スた

ここの誰かも会ってる可能性大な気がするんだが、北海道で出会った、
スクタで横須賀から来たとゆーオッチャン

メットとゴーグルを付けた犬(ジローっつーらしい)をスクタのステップに
スタンディングさせて走ってるのが注目を集めてて、さらに旅の道すがら
募金活動もしているらしく、雑誌とかにも美談調で紹介されていた

んがソのオッチャン、キャンプ場で話をしたら「昨日の夜は自販機から電気剃刀の
充電しちゃったよー、がははー」なんつってたんスyo(ワラ

137: 116 02/06/21 22:20 ID:gUZCxfuR
>>127
ジローと富良野のへそ祭りに出ました。
今はどうしてるかな。気になるところですね。

735: 774RR 02/08/30 11:50 ID:ude/lpCi
>>127,137だったかな?
ジローと一緒のヲジサンは脳溢血で入院、橋の下で倒れているところを見つけられて緊急入院。
ジローは(ご主人を探そうとしたのか)行方不明になっちゃったんだって・・・。
だいぶ前の別冊MCに記事がのってますた・・・・。



130: 774RR 02/06/21 18:38 ID:SC9B81Gp
ライディングもかなり上手くなった頃、
いつものコースは青梅から名栗村を経て 定峰へ抜ける道だった。
大抵、日帰りで秩父や日光へ行く時は行き帰りここを通ったものだった。

ある時、薄暮が迫りこのまま行くと1時間で真っ暗になることは分かっていたが、走りながら時間の計算をし、やはり誘惑に勝てない私は正丸から名栗村を経て帰ることにした。
いつもの通り快調にワインディングしていた時、いつの間にか後ろに1台の白い四輪車が迫ってきていた。
四輪車はイライラする風でもなく後ろについていたが、
さすがに直線になると250ccのパワーでは追いつかれてしまう。
どう見ても、四輪車の走り方は地元者特有のカーブ一つ一つを熟知している走行だった。

結局、適当な直線で脇に寄り、手で先に行くよう合図した。
ドライバーは抜きざま、ハザードをつけて礼を返してくれた。
そのまま、私はいいチャンスとばかり煽らない程度に四輪車についていった。
見えない程に引き離されはしなかったが、それでも、カーブを越えて直線になると引き離される。
彼の走行は、私にとってとてもいい勉強になった。

ワインディングも終わり人家が増えて直線が多くなった頃、
私達は青梅に向け
て小さな橋を渡る分岐点に近づいていた。
四輪車は恐らくこのまま飯能へ向かうだろうと思い、分岐点からかなり手前で私はウィンカーを出した。
分岐点の手前で、四輪車はハザードを点灯させ、ドライバーが手を振り軽くホーンを鳴らした。

なんと言うことはない光景だったが、
ほんの少し一緒に走った時間がほんのりと心が通じ合った瞬間のようでいい気持ちだった。

133: 774RR 02/06/21 18:55 ID:Z9S7t64y
>>130
車の人でも、そういうことしてくれることあるんだね。

131: 774RR 02/06/21 18:45 ID:o1CIK0oK
「引っ張って」もらったんですね。
あなたは実に運がいい。
早いヤツのラインは、走った痕跡が光って見える。
早く光を曳きながら走れるようになるといいね。

132: 774RR 02/06/21 18:52 ID:SC9B81Gp
>>131
そうですね。
もう15年も前の話です。
3年前に四輪の免許をある事情から所得して、バイクに乗らなくなってしまいました。
今でも乗りたいけれど、あの絶好調だった頃の体力と判断力はもうないですね。

あの頃は、かっこいいライダーやドライバーがたくさん居ました…。
この手の話には、こと欠かないですね。
いい思い出がいっぱいあります。



144: 酋長 02/06/21 23:47 ID:51FBB85g
北海道を放浪中の、ある一こま。

十勝のあるバイク屋さんに、オイル交換のために立ち寄りました。
「おいおい、なんだこのチェーンは。早く交換しろよ」などと言われ
ちょっとおっかない人なのかと思いましたが、
奥さんが入れてくれたコーヒーをすすりながら、
いろいろと面白い話を聞かせてもらいました。
普通のバイク屋兼農機具屋さんだったのですが、ほっと一息できて嬉しかった。
これからどこを走るんだい、と聞かれ、じつはもう帰りなんですよー、と言うと

「そうか、君たちライダーが帰ると、俺の夏が終わるって気がするんだよな」

タバコをふかしながら、オヤジさんはちょっとだけ遠い目をしていました。
このオヤジさんは、幾たびの夏の間どれだけのバイクを修理し、
時には遠い道のりを、立往生したライダーを迎えに行き
俺達ツーリングライダーを見守っているんだろう。
そして今年の夏も、無事に終われることをオヤジさんは
心から何かに感謝しているんだろうな。
そう思うとなんだか、只ただこの人に頭がさがる思いでした。

店を辞するときオヤジさんは、
「最後の一本だけど取っといて。みんなにはナイショだぞ」と
ホンダの赤い旗をくれました。
そしてそれを愛車に付けて、俺は翌日東北道を下っていったのでした。



148: 774RR 02/06/22 12:03 ID:CzOAzaT5
XJR400Rを買ってヤマンボ&ヤマリンズの存在を知らず
かっこいいナァと勘違いをしながら慣らし運転を終えた頃、早速遠出してみることにした。
目指すはバアちゃんの家。
200kmほどなので初心者にはおすすめかしらという感じ。
車だと高速2時間+田舎道1時間なのでバイクならもう少し早いかなと思いながら出発。

バイクの調子も運転してる自分の調子も良かったのでとても快適な旅路だった。
高速の出口と下道で少し迷ったけど2時間半で到着。
久しぶりの家屋から懐かしい顔でばあちゃんおで迎え。事前連絡ナシで行ったから
ちょっとびっくりしてたけど顔をくしゃくしゃにして喜んでくれた。
家からのお土産を渡して、家族の様子を話したりしていた。

しばらくしてからすぐ傍にできたという有料道路を走りに行った。
海沿いの短い道路だったけどすごく見晴らしがよくて気持ち良かった。
でまた家に戻ってバアチャンとメシを一緒に作って食べた。
それからたわいも無い話をしつつ、その日は就寝。
次の日、力仕事とか高い場所の物なんかを運んだり買い物をして一日過ごした。
3日目の夕方に帰宅だったので準備してると、小遣いとお土産を渡された。
お金の方は本気でいらなかったけど、ばあちゃんがどうしてもいうので受けとっておいた。

また休みができたら来ることを約束して実家に帰った。

一ヶ月後、また行こうかなと思ってた矢先にばあちゃんの近くに住むおじさんから電話で
ばあちゃんが危篤の知らせを聞いた。家族で慌てて病院に向かったが、すでに亡くなっていた。
ばあちゃんの家に行き葬儀の支度やらなんやらで忙しかったが、通夜も終わった夜中のまたーりしてるときに
おじさんからこんなことを言われた。

「この前OO君(俺の名前)が来てくれたことがかなりうれしかったらしくて、
 あれから会う度にばあちゃん、そのことばっかり話しててサ、今度来るときには何をして
 もてなそうかずーっと考えてたんだよ。」

聞いたとたん、どんな顔をしたかわからないけど、気がついたら外に出て号泣してた。
泣きすぎて息ができなかったぐらい。

その後はXJRは1300になってあの日と同じ道を使ってばあちゃんの墓へとたまに行ってる。

いまだにあの2泊3日のおだやかな日々は生涯でもかけがえのない想い出です。

150: 774RR 02/06/22 16:55 ID:G6Wqbswj
>>148
だから俺はばあちゃんっ子なんだってば(大泣

155: 774RR 02/06/22 18:53 ID:zhG/x+k6
>>148
ばあちゃんネタは止めようよ……。涙腺が幾つあっても足りない……。



156: 774RR 02/06/22 23:12 ID:cDS/10d3
つきあってた当時の彼が強く薦めるまま免許を取ってバイクを買った。
大抵の週末にはツーリング。とにかく彼に嫌われたくなくて一生懸命だった。
そんなことが数ヶ月続いた後、なんとなく彼が怪しくなった。他の女の影がチラホラ。
それでも私は別れる気などサラサラなかった。

そんなときに泊まりのツーリングの約束をして、集合場所にむかった。けれど彼は全然来ない。
電話をしてもつながらない。結局3時間程待っても来なかったのであきらめてバイクを発進させた。
途中で涙があふれてきた。危ないと思って歩道に停めてからしばらくメットをかぶったまま泣いていた。
ある6月の早朝の土曜日のことだった。

家に帰ろうと思ったけれど、天気がよいのでそのまま近距離の漁港に行って色々廻って、
帰りに繁華街に寄って一人でウィンドーショッピングをしてみた。
とても気分が良くなって気持ちが軽くなった。
次の日、なんとなく今のオートバイよりももっと自分に合った乗りやすいそして何よりも自分で選んだ機種に乗りたくなった。
そこで見たものはハーレーだった。

彼が「あんな時代遅れのアウトロー気取りのブルジョワ御用達マシン」と揶揄していたけれど
私はとても気に入って買い換えることにした。
ところが大型免許ではないと乗れないことを知り、私はすぐに大型教習へと向かった。
散々な苦労の末にようやく免許を手にしたとき、女性教官からの祝福を聞いて少し泣いてしまった。
そして予約していたハーレーに乗って帰宅した。

それからしばらくして彼から謝罪とやりなおしたいとの電話があったが、
私はカワサキ乗りからハーレー乗りになったことを告げて電話を切った。
しばらくは「バイクが恋人」と思ってた矢先だったがすぐにいい人が見つかった。
彼自身はバイクに乗る人ではなかったが、女がバイクに乗りつづけることに何ら抵抗のない人だった。

そして結婚。5年経った今もバイクには乗っていてそれに関してケンカになったことすらない。
これからも穏やかな日々が続くことを願ってる。

158: 酋長 02/06/23 01:13 ID:uWq9+1N5
>>156さん
人が何と言おうと、自分の気に入った愛車で旅をする。
当たり前のようだが、それがやっぱり基本だと思います。
俺は免許を取って以来ずーっと、国産スポーツ旧車ひとすじなんだが、
良く「そんな遅いバイク乗って楽しいのけ?」と言われます。
まあその疑問も当然なので、いつも苦笑いしてごまかしてますが。

前も書いたとおりですが、俺の今の愛車は20年前のナナハンです。
なぜそれを選んだのか。理論的にはどう考えても失敗なのですが、
なぜだか、本当になぜだかよく分からないがものすごく乗ってみたくなった。
旭川で出会った、カワサキ乗りのバイク屋さんの事も強烈に思い出した。
(だから、欲を言えばGPZが欲しかったのだが、まあいいか、と)
そして「これ、包んで下さい!」と思わず言ってしまった。
そして乗ってみて、一応後悔だけはしてみた。反省はしなかったがな。

彼氏に何と言われようと、あなたはあなたの道を行けばよい。そう思います。
逆にその彼氏は、オートバイと言う最も自由で危険な乗り物に乗っているのに
なぜ自分を縛ってしまっているのでしょうか。
それは理論的に(w)おかしいと思わないか彼!気付いて欲しいなあ~。
今のバイクに乗らない彼のほうが、ある意味もっと自由な人でしょう。
その人のほうにあなたが惹かれるのは、むしろ自然??

俺もおととし、車やバイクとはなんの関係もない人と結婚しました。
でも彼女は自由な旅が大好きだったので、つか旅先で出会ったので、
おれがバイクをガキみたいに乗り回していても、ツーリングに出ても
帰りが遅くならない限り文句を言ったりはしません。
そんな奥様に内心「スマソ」と思いつつ、今日も琵琶湖を走ってました。

ああ、旅先の出会い!アリガトウ!




167: 774RR 02/06/23 01:43 ID:29wY/iPT
まだリア小の高学年だった頃の話。
家のすぐそばの酒屋に、ヤマハの4発でカウルが……とだけ覚えてる。
時代からしてFZ750か。

とにかくキラキラしていて、メカメカしいエンジンがカウルの間から見えて、
ザブングルとかイデオンとか、そういうメカが好きだった俺は食い入るように見入ってしまった。
随分長いこと見ていたらしく、酒屋から出てきたバイクの持ち主の兄ちゃんが、町内を一周してくれると言ってきた。
当然喜んで後ろに座る俺。

今まで体験したことのない加速に、息が思わず止まった。
いつも自転車で走る道が、とんでもなく短く感じた感覚を、今でもはっきり覚えている。
路地でぐぐっとバンクして、これまた自転車の時とは比べようもない速度で走り抜ける。
あっという間に一周。
もう一周して欲しい!と思ったが、
あとは大きくなって自分で運転しな、と一言残し、その兄ちゃんは去っていった。

小さな路地を曲がるときに思い出す、いつか俺もバイクに乗ろうと決めた日。


……こんなんでました。

168: 774RR 02/06/23 01:54 ID:29wY/iPT
あ。全然旅先じゃないや(´Д`;;)
ホームセンターのバンプで空飛んで逝ってきます

170: Re,167 02/06/23 02:15 ID:E6N5f0m+

バイク乗りとして、
正しい子供への接し方の手本として心得ておきます、

俺もカッコイイ大人にならなくちゃなぁ・・・



171: 不人気乗り ◆FZRrGoOA 02/06/23 02:19 ID:bqXj/hqd
つい先日、ダチとその知り合い2人の計4人でツーリングに逝ってきた。
知り合いは初対面の人で、どうやら今回はオヤジだらけのツーリングらしい。

当日、待ち合わせ場所に少し遅れてきた俺は、後1人足りないのにホッとしながらバイクを停めた。
ダチと、知り合いが1人がその場にいたので初めましてのご挨拶を済ませる。
挨拶を済ませると、「1人はルートの途中で待ってるから君が一番最後だよ」と言われ、慌てて出発した。
暫く走ると、道の駅で革の上下に見を包んだ1人のライダーが手を振っている。
「ああ、彼か」と思いながら、3人で彼のバイクに並ぶように停車した。
そのバイクはCB400SF、スラッシュガードまで付けている、いかにも「走り込んでいます」のようなバイクだった。
他の3人はリッタークラスのバイクだったので、
「走り込んでても400クラスで大丈夫か?」と頭を過ぎったが、ここは日本国内で下道ツーリング、
それにオヤジ連中(俺を含めて30歳オーバー)なので、心配する事でも無いかと一人で納得してしまった。
そうこうしている内に、待ち合わせの彼が近づいてくる。

「????!」

黒の革ジャンと、膝パッドが擦れている革パンツに身を包んだその人は
オヤジでは無く「おじいちゃん」。
裕に俺の倍以上の年齢に見えるその方は「遅かったね~」と言いながらニコニコ話し掛けてきた。
「この人ね、もの凄く速いんだよ。」とダチがニヤニヤ笑いを浮かべながら俺に語る。
俄かに信じられんが、バイクとカッコを見れば確かに走りこんでいる・・・
「とりあえず行きましょうか」とその人の号令の下、出発した。
今回のメインコースは、まだ地図にも載っていない出来たばかりのワインディング。
入口でいったん休憩を取り、CBを先頭に走り出す。

「!!!!!」ここで2度目のビックリ!

走り始めたCBは矢の如く吹っ飛んで行き、メーターは「ぬわわKm/h」を超え更に加速している。
直線はこれでも良い、って、オイ!じいちゃん!コーナーだよっ!しかもブラインドのっ!
メーターは既に「ぬうわKm/h」
CBのブレーキランプは点かない。
そのまま腰を落としハングオンでコーナーにつっこむ・・・

俺は真似できませんでした・・・
きちんと減速して飛び込みましたよコーナーに・・・
抜けてみるともう次のコーナーに飛び込んでいくお姿が・・・
その姿がとても綺麗で、カコイイ!と真剣に思った。

果たして俺が70になった時、彼のようなバイク乗りになれるのだろうか?
最近、考えさせられる出会いだった。

178:   02/06/23 09:46 ID:bFzReNZO
>>171
いやぁ凄い話だ。
そのじいさんも死に急ぐにしては距離走りすぎだな(笑
いや、失礼。

179: 不人気乗り ◆FZRrGoOA 02/06/23 10:52 ID:bqXj/hqd
>>171を書き出すきっかけになった出来事。

話中に出てくるダチに昨日連絡をとった。
彼は元々俺の顧客で、バイクに乗って営業に行く内に
その姿を見て、自分も乗りたくなり免許を取得した。
その後、俺の職が変わり営業と客の立場は無くなった訳だが、
未だに友人として続いている。

その彼に昨日、家の近所で中古車雑誌のミーティングが開かれる為、TELしてみた。
「明日の雑誌のミーティングは行くの?」
「明日は仕事でちょっとムリだね。」
そうか、彼も仕事が大変なんだ。
「ちょっと暫く俺、バイク乗れなくなりそうだわ。」
えっ!?何で?どうしたんだ?と思って聞いてみると、
「俺さー、検査入院しなくちゃならなくなっちゃった。」
彼はバイクに乗る前に酒と不規則な生活で体を壊している。
食道動脈瘤破裂で吐血し入院、一命を取り留めたが、
その時に「やりたい事を生きている内にやっとけ」ということで退院後バイクに乗り始めた。
いまは酒も止め、ムリな生活をせずに楽しんでるハズなのにどうしたんだろう?

彼は話を続ける。
「結局、前回の入院後、肝臓がやられていたんで月に1回、検査に行ってたんだ。
昨日CT撮ったら肝臓に2cm程度の影があるんだよ。
癌の可能性が大きいんで、そうなると暫く出て来れないんだよね。
肝臓ガンって5年後の再発率は90%だって言うし、大変なんだよねー」
努めて明るくそう言う彼の言葉には悔しさと不安が入り混じっている。

まだ彼は30代、小さな子供も2人抱えていてこれからだと言うのに・・・
俺は「がんばれよ、まだ決まった訳じゃないんだから。」
なんて月並みな言葉なんだろう。
彼の心境を思うとこんな言葉しかかけられなかった・・・

彼は現在闘っている。
それは孤独の闘いだろう。
今は少しでも良くなって笑いながら一緒に走りたい。
俺にはただ祈る事しか出来ないんだろうか・・・

464: 不人気乗り ◆FZRrGoOA 02/07/28 19:54 ID:D+s0oswC
>>179での友人から今日TELがあった。
検査の結果ガンではなかったという。
しかし、闘病中である事は変わりない。
これからも月に1度の検査は続行される。

「またバイクに乗れるんだよねー」
電話口で語る彼の声は嬉しそうだったなぁ



180: 元ZZR250 02/06/23 11:02 ID:35qEuyZx
僕にとって(今までのところ)最後のツーリング。


当時の妻が「バイク欲しいんでしょ。買えば?」と言われ、
子供がいること等いろいろ遠慮して買ったモンキー。

「たまには独りでツーリングしたいでしょ。行けば?」と言われ、
出発した。

道の駅。星のふるさとふじはし(岐阜県)。
缶コーヒーを飲み休憩していると、体格のいい男が声をかけてきた。
「この辺でガソリンスタンドないかな?」
「僕、名古屋から来たんでちょっとわからないですね。」
「えっ?これで?」モンキーを目にして驚いた様子。
彼のバイクはV-MAXだった。極端な「小」と「大」。
バイク乗り同士の語らい。モンキーではありえないと思っていた。
僕は、前に乗ってたバイクを事故で廃車にしたこと、
妻、子供がいることもあってモンキーにしたこと、
でも、モンキーが気に入っていること、など話した。
程なく、お互い「気をつけて。」と声を交わし、
僕は福井方面を目指した…



「バイク欲しいんでしょ。買えば?」は、
「そのかわりわたしはこれを買うから。」で、

「たまには独りでツーリングしたいでしょ。行けば?」は、
「そのかわりわたしも今度ひとりで出かけさせて。」だった。

そして浮気だった。
色々あった。情けないほど泣いた。

モンキーは大学生の知人に格安で売った。
通学に使うという。助けになるなら本望だった。

今、新しい家族と幸せに暮らしている。
そう、幸せ。
通勤用に、KDX125SRを買うことにした。
ここの書きこみ見ていると、ツーリングに行きたくなる。
正直な気持ち。
でも、それ以上、はるかに大事な家族。
今度は絶対おろそかにはしない。

みなさんも、帰りを待っている人がいること、
もっと大事な事、忘れないでいい旅を。

引用: http://anago.5ch.net/test/read.cgi/bike/1024087303/